利益の質と発生項目アノマリー
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- 海老原 崇
- 早稲田大学メディアネットワークセンター
書誌事項
- タイトル別名
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- Quality of Earnings and the Accruals Anomalies
- リエキ ノ シツ ト ハッセイ コウモク アノマリー
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抄録
<p>本研究は,利益の質と,Sloan(1996)で示された発生項目の持続性に関するミスプライシング,そしてミスプライシングに起因する発生項目アノマリーとの関係の検証を目的としている.同様の研究を行ったAhmed et al.(2004)が利益マネジメントの程度を利益の質の尺度としたのに対し,本研究はDechow and Dichev(2002)で提示された発生項目の予測誤差を利益の質の尺度とした.分析ではサンプルを利益の質が高いサブサンプルと利益の質が低いサブサンプルへ分割し,部分期間ごとにHerrmann et al.(2001)とSloan(1996)に従って効率性テストとヘッジ・ポートフォリオ・テストを行っている.分析の結果,本研究の仮説は概ね支持され,発生項目の持続性に関するミスプライシングや発生項目アノマリーに対して,利益の質としての発生項目の予測誤差が大きく関係していることが確認された.</p>
収録刊行物
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- 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌
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管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 15 (1), 21-34, 2006-11-30
日本管理会計学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238097785344
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- NII論文ID
- 110007629503
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- NII書誌ID
- AN10538994
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- ISSN
- 24340529
- 09187863
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- NDL書誌ID
- 8586504
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- NDL-Digital
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可