経済的利益の経営管理上の有用性―価値創造額の測定をめぐる考察―
-
- 安酸 建二
- 流通科学大学商学部
書誌事項
- タイトル別名
-
- How Useful Is the Economic Profit in Measuring Value Creation?
- ケイザイテキ リエキ ノ ケイエイ カンリジョウ ノ ユウヨウセイ カチ ソウゾウガク ノ ソクテイ オ メグル コウサツ
この論文をさがす
抄録
<p>企業の価値創造を明示的な企業目標とする考え方が,広く普及しつつある.これに伴い,企業価値の創造を導く経営活動・経営努力に対して測定可能な目標を与えると同時に,価値創造のプロセスをモニターし,評価するための期間業績指標の開発に大きな関心が向けられている.特に,注目されている期間業績指標は,資本コストを控除した後の経済的利益である.経済的利益の有用性は,しばしば企業価値の理論モデルであるフリー・キャッシュフロー割引モデルとの整合性から説明されるが,経済的利益そのものが何を測定し,どのような情報を生み出しているのかについては十分に明らかにされていない.そこで,本稿では,経済的利益によって生み出される情報を明確にし,経営管理上の経済的利益の有用性を明らかにする.</p>
収録刊行物
-
- 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌
-
管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 16 (1), 19-39, 2008-02-15
日本管理会計学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288144370304
-
- NII論文ID
- 110007629514
-
- NII書誌ID
- AN10538994
-
- ISSN
- 24340529
- 09187863
-
- NDL書誌ID
- 9416867
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- NDL-Digital
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可