CAS認可後の日本でのCASの施行状況と問題点(<特集>内頚動脈狭窄症)

  • 宮地 茂
    名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学
  • 泉 孝嗣
    名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学
  • 松原 功明
    名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学
  • 市川 剛
    名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学
  • 内藤 丈裕
    名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学
  • 原口 健一
    名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学
  • 若林 俊彦
    名古屋大学大学院医学系研究科脳神経病態制御学

書誌事項

タイトル別名
  • Current Status of Carotid Artery Stenting in Japan-Problems in the Post-approval Period(<SPECIAL ISSUE>IC Stenosis Revisited)

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抄録

頚動脈ステント留置術(CAS)が保険認可されてから,実施基準に基づき行われてきており,ある程度の安全性をもった手技として確立されてきている.ただし,唯一のプロテクション法であるフィルターには固有のピットフォールがあり,特にそれはプラークの質,量に起因することが明らかになってきた.フィルターのみ,またはプロテクションなしで行われた欧州での臨床成績の不振が相次ぐ中で,わが国固有のバルーンを中心とした応用または複数プロテクションを用いたCASの見直しが必要である.

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参考文献 (45)*注記

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