風の乱れを考慮した換気設計法に関する研究 : 第1報-風の乱れによる換気効果とそのメカニズム

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タイトル別名
  • Design Method of Wind-forced Ventilation including Effect of Turbulence of Wind on Ventilation : Part 1-Ventilation caused by Turbulent Wind
  • 風の乱れを考慮した換気設計法に関する研究-1-風の乱れによる換気効果とそのメカニズム
  • カゼ ノ ミダレ オ コウリョシタ カンキ セッケイホウ ニ カンスル ケンキ

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抄録

本研究は,現在の換気設計において考慮されていない自然風の乱れが換気量に与える影響を明らかにし,風の乱れを考慮した換気設計法を確立することを目的とする.本報では,開口部気流の可視化実験による風の乱れによる換気メカニズムの解明,および風力による通気が生じる場合に,風の乱れが開口部通気量とトレーサガス法により求まる換気量に及ぼす影響の実験室実験による検討を試みた.その結果,風の乱れによる換気は開口で空気が同時に流入・流出することで行われること,および風圧差による通気が生じる場合でも,風上側開口が風下側に比べてある程度以上大きければ,風の乱れによる換気効果により換気量と開口部通気量が増加することが明らかになった.

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