数値シミュレータIII : 導入と運用,性能評価,次世代への課題
-
- 松尾 裕一
- 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 計算機運用・利用技術チーム
-
- 坂下 雅秀
- 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 計算機運用・利用技術チーム
-
- 末松 和代
- 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 計算機運用・利用技術チーム
-
- 染谷 和広
- 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 計算機運用・利用技術チーム
-
- 高木 亮冶
- 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 計算機運用・利用技術チーム
-
- 土屋 雅子
- 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 計算機運用・利用技術チーム
-
- 藤岡 晃
- 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 計算機運用・利用技術チーム
-
- 藤田 直行
- 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 計算機運用・利用技術チーム
書誌事項
- タイトル別名
-
- The Numerical Simulator III : Acquisition and Installation, its Operation, Performance Evaluation, and the Critical Issues to the Next Generation Supercomputing
この論文をさがす
抄録
本報告は,旧航空宇宙技術研究所において2002 年10 月に導入され,宇宙航空研究開発機構(JAXA)に統合された以降もJAXA スーパーコンピュータシステムの一部として2008 年10 月まで稼動したスーパーコンピュータシステム「数値シミュレータIII」に関して述べる.まず,調達から設置・運用までの経緯を俯瞰し,システム概要・特徴を明確化することにより,今回の導入において成功した点,あるいは注意点・課題を洗い出す.次に,性能評価データや運用統計データを用いて,技術的に実際にできたこと・できなかったことや,運用によって得られたものを明らかにするとともに技術課題や運用上の課題を分析する.特に,SMP クラスタという中核計算機の構成上の特徴から来るJAXA アプリケーションのハイブリッド並列における特性や性能推定法について言及する.これらの材料をもとに,航空宇宙分野におけるスーパーコンピューティングの重点技術やスーパーコンピュータシステムのあり方を考察するともに,設備運用のノウハウや勘所(=暗黙知)を抽出・可視化し,次世代実務者の礎とする.
収録刊行物
-
- 宇宙航空研究開発機構研究開発報告
-
宇宙航空研究開発機構研究開発報告 10 1-210, 2010-10
宇宙航空研究開発機構
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1572261552460994048
-
- NII論文ID
- 110007875724
-
- NII書誌ID
- AA1192675X
-
- ISSN
- 13491113
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles