反応性の問題と予測妥当性の自己発生--意図の測定の行動への影響  [in Japanese] The problem of reactivity and the self-generation of predictive validity: the impact of measuring intention on behavior  [in Japanese]

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Abstract

意図の測定によりその後の行動を予測する際,その予測妥当性は測定の反応性によって自己発生することがある。本稿はこの事をSherman(1980)の「予測誤差の自己消去」という知見の再解釈により指摘した。つまり同一人の意図表明と実際の行動とが符合するからといって,「意図を調べれば行動が予測できる」とか「行動を観察するかわりに行動の意図を尋ねればよい」といった言説は必ずしも正当化されない。予測誤差の自己消去は特定の行動を特定の調査方法で調べた場合に生じるレアケースだが,このことは予測妥当性の自己発生全般がレアケースであることを意味しない。予測妥当性の自己発生現象には,予測誤差の自己消去(非ランダム誤差の自己消去)として顕在化しないタイプ(ランダム誤差の自己消去)が存在する可能性があり,このタイプの把握が今後の課題である。調査法反応性予測妥当性

Journal

  • Journal of the Faculty of Sociology

    Journal of the Faculty of Sociology (45), 83-91, 2007-09

    Bukkyo University

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110007974020
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10404127
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    09189424
  • NDL Article ID
    9431833
  • NDL Source Classification
    ZE1(社会・労働--社会科学・社会思想・社会学)
  • NDL Call No.
    Z6-541
  • Data Source
    NDL  NII-ELS  IR 
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