随自顕宗・随他扶宗について : 大玄『浄土頌義探玄鈔』を中心に (仏教部門基礎研究「浄土教典籍目録の作成」研究班) A Comparative Study Between Zuijikenshu and Zuitafushu on the Basis of Jodo jugi tangent sho by Daigen

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抄録

「随自顕宗・随他扶宗」の語は,浄土宗第七祖聖冏(一三四一-一四二〇)の教学を特徴づける概念として広く用いられている。すなわち「随自顕宗」とは,自宗の経論や論理を用いてその立場を明らかにすることであり,「随他扶宗」とは,他宗の経論や論理を用いて自宗の立場を扶助するという意である。言うまでもなく,聖冏は,教団の組織面と教理面において,浄土宗一宗の独立を基礎づけたとして評価されてきた。しかし,特に教理面で,二祖三代の教学とは異なる独自の論理を展開させていることから,これまで細心の注意をもって取り扱われてきた研究史がある。本稿では,聖冏教学に対する代表的な見解として,江戸時代中期浄土宗を代表する学僧の一人である大玄(一六八〇-一七五六)の思想を取り上げ,聖冏教学に対する分析や「随自顕宗・随他扶宗」の語について考察を行った。

収録刊行物

  • 佛教大学総合研究所紀要

    佛教大学総合研究所紀要 16, 281-294, 2009-03-25

    佛教大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110007974193
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10441848
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    13405942
  • NDL 記事登録ID
    10257824
  • NDL 雑誌分類
    ZV1(一般学術誌--一般学術誌・大学紀要)
  • NDL 請求記号
    Z22-B68
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  IR 
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