SPPCモデルによる大学生の自己概念の検討 Structure of self-concept of university students by SPPC model

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抄録

本研究は、次の点を目的とし、大学生762名(男性414名、女性348名)を対象に質問紙調査を行った。すなわち、Harter (1985)のSelf-Perception Profile for Children(SPPC)を用いて日本の青年期の自己概念を検討することであり、要約すると結果は以下のとおりであった。1)青年期の自己概念の構造として、自己認知的側面の『運動能力』『容姿』『友人関係』『品行』『学業能力』と自己評価的側面の『自己価値』が明らかとなった。2)『自己価値』形成要因について性差と発達差の観点から検討した結果、性差において、男性では『容姿』『友人関係』『品行』『学業能力』が、女性では『容姿』『友人関係』『学業能力』『品行』が『自己評価』を規定していることが明らかなった。また、発達差において年齢低群では『容姿』『友人関係』『品行』が、年齢高群では『容姿』『友人関係』『学業能力』が『自己価値』を規定していることがわかった。特に、大学生の『自己価値』、すなわち「自分に満足している」「自信がある」などといった自己に対する評価的側面は、性別や年齢に関わらず『容姿』という自己の外見に関する認知的側面により最も強く規定されていることが明らかとなった。

収録刊行物

  • 佛教大學大學院紀要

    佛教大學大學院紀要 36, 77-89, 2008-03-01

    佛教大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110007975204
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10439551
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    13442422
  • NDL 記事登録ID
    9435775
  • NDL 雑誌分類
    ZH7(哲学・宗教--宗教--仏教)
  • NDL 請求記号
    Z9-287
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  IR 
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