非結露型次世代空調システムに関する研究 : 第4報-CO_2ヒートポンプを組み込んだデシカント外調機システムの冷房期通期での評価

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Non-Condensing Air-Conditioning System for Next Generation : Part 4-Study and Comparison in Adapting the CO_2 Heat Pump Combined System for Outdoor Air Conditioning System at whole Summer period by Simulation
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抄録

デシカント空調システムは空調機内及び室内において非結露環境を実現することが可能であるため、カビ、細菌等による建物内のIAQ(Indoor Air Quality)の低下を抑えるのに有効な方式とみられている。本研究では、CO_2ヒートポンプをデシカント空調システムに組み込み、CO_2ヒートポンプにて発生する高温排熱(70℃以上)(温熱)を除湿ロータの再生に、冷熱をデシカント空調機で除湿の際発生する吸着熱の除去(冷却)に用いる高効率のデシカント空調システムを提案する。安定した省エネルギー性を確保しながら建物内及び空調システム内を非結露化し、IAQの向上を図れる。また、潜熱・顕熱の分離処理による空調系システム全体の効率の向上も可能となる。本報では、CO_2ヒートポンプ組込型デシカント外調幾を含む種々の外調機システムをホテル客室の空調に使用した場合について、空調系全体への投入エネルギー量、搬送系を含めたシステム総合COP等を冷房期通期について試算し、各システムの比較評価を行った結果を報告する。

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