1G2-E5 日本の中学校における生物教育の歴史的分析 : 学習指導要領に基づいて(科学教育の現代的課題,一般研究発表,次世代の科学力を育てる-社会とのグラウンディングを求めて-)

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  • 1G2-E5 Historical Analysis of the Biology Education in the Japanese Lower Secondary School : Based on the Course of Study

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抄録

ほぼ50年間の6つの学習指導要領に注目し、中学校における生物教育の変遷をまとめてきた。「内容」の指示における項目数は、一貫して、理科の中で25%を超えており、生物教育は、重要な位置を占めてきたといえる。目標表現(行為要素)では、「知る」「調べる」は、昭和33年度告示以外ではほとんどなく、「見いだす」「過程を確かめる」は、平成元年度告示以降にあったこと、内容項目では、「コケ類、シダ類」は昭和44年度告示からなくなり、平成20年度告示に至って「コケ植物、シダ植物」に変わっており、「観察」「実験」は平成元年度告示以降にあったこと、などの変遷を見出した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206229507840
  • NII論文ID
    110008083469
  • NII書誌ID
    AN1035926X
  • DOI
    10.14935/jssep.34.0_329
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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