2G4-I1 ドイツ-ザクセン邦のミッテルシューレにおける物理教育(国際比較・国際貢献(国際支援),一般研究発表,次世代の科学力を育てる-社会とのグラウンディングを求めて-)

書誌事項

タイトル別名
  • 2G4-I1 Physics Education at Mittelschule in Saxony, a New State of Germany

この論文をさがす

抄録

ドイツ(連邦共和国)のザクセン邦に焦点を当て,ミッテルシューレにおける物理教育の現状を,学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。ミッテルシューレはハウプトシューレ課程(通算呼称第5〜9学年)とレアールシューレ課程(第5〜10学年)からなり,第6学年から始まる物理の週授業時間数合計(各学年週2時間)にも,違いが生じている。第7学年から,課程別に分かれ,2つの課程で,分野名・大項目数・中項目数・時数で同一なのは,1つの分野にすぎず,7〜9学年における学習内容の目標表現,上位の目標への関連,他教科への関連,生徒実験の指示数に,課程の違いを見ることができる。しかし,教科の学習目標も検定物理教科書も,課程別に分けられていない。そこで,授業実践に際して,教員の資質・能力が問われることになるといえる。

収録刊行物

参考文献 (5)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681207251584
  • NII論文ID
    110008083525
  • NII書誌ID
    AN1035926X
  • DOI
    10.14935/jssep.34.0_441
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ