英語教育法(3)日本の英語教育 : その原点

書誌事項

タイトル別名
  • Japanese English Teaching as A Second Language at the Starting Point,early in Meiji Era,
  • 英語教育法(3)日本の英語教育--その原点--明治初期 英語検定教科書以前の教科書の分析と検討
  • エイゴ キョウイクホウ 3 ニホン ノ エイゴ キョウイク ソノ ゲンテン メイジ ショキ エイゴ ケンテイ キョウカショ イゼン ノ キョウカショ ノ ブンセキ ト ケントウ
  • 明治初期 英語検定教科書以前の教科書の分析と検討
  • through the study of textbooks used before being approved by the Ministry of Education

この論文をさがす

抄録

日本の英語教育の原点はどこにあるのか。検定教科書の出る以前, 日本人はどのようにして英語を学んだのであろうか。英語教育は明治維新前にすでに始まっており1811年に『諳厄利亜興学小筌(あんぐりあこうがくしょうせん)』, 1813年に『諳厄利亜語林大成(あんげりあごりんたいせい)』などの辞書が編集されていた。その後, 明治維新を迎え英語学習者の増加に伴い, 数多くの教科書が主としてアメリカから輸入されるようになった。1872年の「学制頒布」が国民教育の始まりとなったが, 英語教科書においては外国出版の「文典」「読本」などが使われた。その中で特にウエブスターの『スペリングブック』, ウィルソンの『第一リーダー』, ブローンの『ブローン文法書』の3冊を分析・検討することによって, 日本の英語教育の原点を調べ且つ現在の英語教育の課題を探る。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ