<資料>病院の物理的環境に対する患者と看護師の認識

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タイトル別名
  • Recognition of the hospital physical environments by patients and nurses
  • 病院の物理的環境に対する患者と看護師の認識
  • ビョウイン ノ ブツリテキ カンキョウ ニ タイスル カンジャ ト カンゴシ ノ ニンシキ

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抄録

病院における物理的環境の実態と,それに対する患者および看護師の認識の違い,看護師の場合には本人の認識だけでなく患者の立場での認識による違い,について調べることを目的とした外来患者50名,病棟患者55名,病棟看護師26名を対象として,物理的環境(騒音,照度,気温,湿度,気流)に対する認識に関するアンケート調査を実施するとともに,ほぼ同時刻に環境測定を実施した。環境測定結果は,湿度が基準値をやや下回ったほかは,ほぼ基準値内の結果であった。物理的環境に対する患者および看護師の認識の違いについては,病室では衛生状態,騒音,明るさ,全体で,デイルームでは衛生状態,騒音,全体で,患者のほうが有意に良い回答をしていた。看護師の場合には,「本人の認識」と「患者の立場での認識」と比べると,「本人の認識」のほうがいい傾向が見られたが有意差は見られなかった。

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