日本とモンゴルの大学教育改革を考える国際会議「International Conference on Global Trends in Educational Culture」の成果と課題 Outcomes of the "International Conference on Global Trends in Educational Culture" : A Discussion between Japan and Mongolia on the Innovation of University Educational Programs

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著者

    • 大橋 眞 Ohashi Makoto
    • 徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 Institute for Socio-arts and Sciences, The University of Tokushima
    • 佐藤 高則 [他] Sato Takanori
    • 徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 Institute for Socio-arts and Sciences, The University of Tokushima
    • 斎藤 隆仁 Saito Takahito
    • 徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 Institute for Socio-arts and Sciences, The University of Tokushima

抄録

日本とモンゴルは、同じ東アジアに属する国であり、グローバル社会における両国の交流のあり方が課題になってきている。特にこれまで教育に関しては、両国の大学同士が協力して行う取組はそれほど多くは無かった。今回、徳島大学の取組「地域社会人を活用した教養教育」に関連して、モンゴル国において、現地の大学(モンゴルピジネス大学、モンゴル人文大学)と協力して、世界の高等教育の課題に関するInternationalConfereceを開催した。この会議において、日本とモンゴルの高等教育の課題を取り上げるとともに、伝統文化を生かした持続可能な社会に向けた教育プログラム開発に関する講演と議論を行った。両国の文化的な背景をもとにして、両国が協力関係を築きながら共同で教育プログラムを開発して、大学教育の中で共有していくことは、国を超えた人と人の繋がりを基にした様々な学びとして展開していくことが期待される。このように、大学教育を両国で共同開発しながら、しだいに発展させて行く仕組みとして、大学教育に関する国際会議を定期的に開催することが重要であるとの認識を共有した。また、地域の伝統文化を生かす取組を取り入れた教育プログラムを開発する必要性についても多くの賛同を得ることが出来た。 今回の試みにおいて、極めて明確な形で今後の展望に関しての意識の共有化が図られ、その取組の必要性が再確認された。世界のグルーバル化が進行していく中で、日本は世界の国々とどのように関係を深めていくのかについての視点を涵養するための教育プログラムを大学教育改革の中に取り入れながら改革を進めていくことが急務の課題である。とりわけ近隣諸国の良好な関係を維持することは重要な課題であり、日本とモンゴルはさらに協力関係を深めていく必要性が高まることが予測される。さらに今後検討を重ねて両国の学生が交流する形の体験型プログラム開発を共同で推進していくことになった。

収録刊行物

  • 大学教育研究ジャーナル

    大学教育研究ジャーナル 8, 82-90, 2011-03

    徳島大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110008438923
  • NII書誌ID(NCID)
    AA1199130X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    18811256
  • NDL 記事登録ID
    11063615
  • NDL 雑誌分類
    ZF1(教育)
  • NDL 請求記号
    Z71-R151
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  IR 
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