中立的な温冷感、快適感が得られる平均皮膚温と身体各部位皮膚温の差 : 若年女子における夏期と冬期の比較

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タイトル別名
  • Differences between Mean and Local Skin Temperatures with Neutral Thermal Sensation and Thermal Comfort : A comparison of skin temperature differences among female students between in summer and in winter
  • チュウリツテキ ナ オンレイカン カイテキカン ガ エラレル ヘイキン ヒフオン ト シンタイ カク ブイ ヒフオン ノ サ ジャクネン ジョシ ニ オケル カキ ト トウキ ノ ヒカク

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抄録

被験者は21〜24歳の健康な女子学生18名とし、夏期と冬期に上下温度差がある温熱環境(上方が暖かく、下方が涼しい状態)に曝露した。平均皮膚温が温熱的中性域(33℃〜34℃)に保たれる条件で、中立的な温冷感、快適感が得られる「平均皮膚温と身体各部位の皮膚温の差」の範囲を検討した。夏期において中立的な温冷感、快適感が得られる平均皮膚温と身体各部位の皮膚温の差はそれぞれ2.3℃、2.7℃以内となった。同様に、冬期において中立的な温冷感、快適感が得られる平均皮膚温と身体各部位の皮膚温の差はそれぞれ3.1℃、3.2℃以内となった。また、冬期よりも夏期の方が、皮膚温の分布が小さくても寒さや不快感を訴える傾向にあった。

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参考文献 (17)*注記

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