買いもの行動におけるコミュニケーション媒体の影響 : 洗濯機をケーススタディとして

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Influence of Communications Media upon Consumers : A Cace Study on Electronic Washing Machine

抄録

本稿は,洗濯機購入者に対するアンケート調査から,その買いもの行動におけるコミュニケーション媒体の影響をみたものである。数量化理論III類を用いたアンケート結果の分析から,次のことが明らかになった。1.買いもの行動を類型化する基準の第一は「広告への接触度合い」である。ついで「洗濯に対する考え方」,「買い方の特徴」となっている。2.被験者の買いもの行動のタイプとして,(1)合理派,(2)ひいき派,(3)無関心派,(4)経済派,(5)計画派,(6)デザイン派,(7)シンプル派が認められる。3.コミュニケーション媒体の影響としては,上記(5)計画派におけるカタログと,(6)デザイン派におけるテレビCM,新聞広告などマスコミュニケーション媒体による広告の関連がとりわけ大きい。

収録刊行物

  • デザイン学研究

    デザイン学研究 1988 (64), 37-44, 1988

    一般社団法人 日本デザイン学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205413695744
  • NII論文ID
    110008443952
  • DOI
    10.11247/jssdj.1988.37_1
  • ISSN
    21865221
    09108173
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ