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- 中野 義夫
- 東京工業大学大学院総合理工学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- 講座 まねる化学-1-イクラに学ぶゲル形態の魅力--目で見る分子間結合
- コウザ マネル カガク 1 イクラ ニ マナブ ゲル ケイタイ ノ ミリョク メ デ ミル ブンシ カン ケツゴウ
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抄録
地球上に出現した生命は, 高分子という形で現れた。高分子がゆるく架橋され網目構造をとるとゲルとなる。我々の身の回りには, 天然高分子で構成されている多数のゲルが存在し, 生体自身もその大部分がゲルで構成されている。ゲルは個々の高分子が架橋していることから, 1個1個の高分子のふるまいを巨視的なふるまいとして捉えることができる。このようなゲル固有の物質形態は, 基礎科学の立場からも, 基本原理に基づく応用技術の開発にとっても, 魅力的である。ここでは, ゲルの形態とそれをまねる事例を解説・紹介する。
収録刊行物
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- 化学と教育
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化学と教育 48 (1), 36-39, 2000
公益社団法人 日本化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679285993472
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- NII論文ID
- 110008591892
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- NII書誌ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL書誌ID
- 4966158
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可