看護系大学生のもつ乳幼児に対するイメージの変化(第2報):保育系短大生との比較による学習効果の相対的特徴

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タイトル別名
  • Changes in the perception of infants among university nursing students(2):A comparison with college childcare students
  • カンゴケイ ダイガクセイ ノ モツ ニュウヨウジ ニ タイスル イメージ ノ ヘンカ ダイ2ホウ ホイクケイ タンダイセイ ト ノ ヒカク ニ ヨル ガクシュウ コウカ ノ ソウタイテキ トクチョウ

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抄録

110008600876

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本研究の目的は、看護系大学生と保育系短大生のもつ乳幼児に対するイメージを比較することにより、小児看護学領域の学習が乳幼児に対するイメージの形成に与える効果を明らかにすることである。調査は看護系大学生及び保育系短大生を対象に質問紙法にて実施した。質問項目は井上らが子ども観の測定に有効であるとした51組の形容詞対を参考に、独自に7段階の評価尺度を設け、その値を得点とした。調査はそれぞれ専門領域の学習の前後で実施し、Mann-WhitneyのU検定にて分析した。分析の結果、保育系短大生は専門領域の学習によって乳幼児に対するイメージを肯定化する傾向が強く見られたが、看護系大学生はイメージが肯定・否定の双方向に広がっていた。結果より、看護系大学生は幼稚園・保育所演習により乳幼児に対するイメージを肯定化し、臨床実習においてイメージを否定的にも広げているという相対的特徴が示唆された。

収録刊行物

  • 紀要

    紀要 5 27-33, 2011-03-31

    名寄市立大学

被引用文献 (1)*注記

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