Web感染型マルウェアのリダイレクト解析
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Abstract
Web感染型マルウェアが猛威を振るっている.<br />マルウェアに感染すると個人情報が不正に盗み出されたり,Webサイトが改ざんされたりする.<br />マルウェアの中には,Webブラウザの脆弱性を突いて制御を奪い,Webサイトにアクセスした利用者を複数のWebサイトに誘導して,マルウェアをダウンロードさせたり,インストールさせるDrive-by-Download攻撃がある.<br />本論文は,パケットキャプチャデータに基づいてDrive-by-Download攻撃によるリダイレクトを解析する.<br />その結果を活用すると,マルウェアを配布するサイト,および踏台とされているサイト,入口となっているサイトを特定することができる.<br />このようなサイトの情報を集めてURLのブラックリストを構成すれば,表面上は正常なサイトにアクセスしているように見えるのに,実際には悪性サイトのURLに誘導されている場合でも検知することができる.
Journal
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- 第73回全国大会講演論文集
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第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 497-498, 2011-03-02
Information Processing Society of Japan (IPSJ)
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050574047078572416
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- NII Article ID
- 110008601281
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- NII Book ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00108906/
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles