2008年7月28日近畿地方を南西進した線状降水帯と都賀川での大雨について  [in Japanese] Line-Shaped Precipitation System Observed in the Kinki Area and Heavy Rainfall in the Toga River on 28 July 2008  [in Japanese]

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Abstract

2008年7月28日に近畿地方を南西進した線状降水帯について,観測データの解析と数値予報モデルを用いた再現実験を行い,降水帯の成因と構造を調べた.この降水帯は,兵庫県・京都府・滋賀県の南部(近畿地方中部)で降水セルが列状に並んだ降水域と,兵庫県・京都府・滋賀県の北部(近畿地方北部)から南下した降水帯が合流して形成された.合流時の降水帯の形成機構では,近畿地方北部の降水帯からの冷気外出流が下層の収束を強化し,近畿地方中部の降水系の対流を強めたことが重要であった.また,同日に神戸市灘区の都賀川で発生した大雨は,神戸市西区上空で発生した降水セルが南東進し,急発達したものであった.降水エコーの急発達と下層の冷気外出流の到達が一致していたことから,近畿地方中部で発達した線状降水帯からの冷気外出流が急発達に深く関係していたことがわかった.

Journal

  • 天気

    天気 58(5), 395-412, 2011-05-31

    日本気象学会

References:  27

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110008661900
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00151568
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    ART
  • ISSN
    05460921
  • NDL Article ID
    11145389
  • NDL Source Classification
    ZM43(科学技術--地球科学--気象)
  • NDL Call No.
    Z15-35
  • Data Source
    CJP  NDL  NII-ELS  NDL-Digital 
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