建築環境CAEツールにおけるBIM連携化とCFDパーツ化に関する研究開発

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タイトル別名
  • Integration of BIM and Modularization of Elements for CFD in CAE Software Tools for Architectural Environment
  • ケンチク カンキョウ CAE ツール ニ オケル BIM レンケイカ ト CFD パーツカ ニ カンスル ケンキュウ カイハツ

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抄録

近年、建築業務における企画から基本設計、実施設計、施工管理、維持管理など全般に渡って、BIM(Building Information Modeling)の活用が広がりを見せている。空気調和・衛生工学会のBIM・CFDパーツ化小委員会では、実施設計段階における空気調和設計でCFD解析を実行する際に、通常は個々に入力を必要とする空調機器の形状や吹出し口・吸込み口の境界条件などをBIMから抽出し、「CFDパーツ」としてCFDの解析空間内に直接配置する為の仕様策定や普及促進、BIMデータ利用法のガイドラインの作成等に関する検討を行っている。本報では、研究活動の現状や課題を提示すると共に、BIM・CFDパーツ化小委員会の活動の一環である「BIMシミュレーションWG」の取組みとして、空気調和設計において必要な熱負荷計算、そして気流シミュレーションを対象としBIM利用時のデータ連携に関して検証を行ったので、ここに報告する。

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