諷刺の笑いとその応答 : 不敬罪を軸に II

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抄録

戦前にあった不敬罪は天皇に対する嘲笑を罰し防止しようとするものであったが、戦中にいたるまで、その対象範囲は拡大し、その犯意詮索は細かな行為にまで及んだ。戦後、新憲法発布を機に、不敬罪そのものは廃止となったが、その思想は消滅することなく現在にいたっている。この報告では不敬罪廃止期前後の天皇制を嘲笑するプラカード事件、「風流夢譚」事件、御名御璽事件をとりあげ、「おわりに」では天皇制信仰と同じく絶対思想を持つムハンマド信仰が引き起こした「悪魔の詩」翻訳者殺人事件を紹介する。

収録刊行物

  • 笑い学研究

    笑い学研究 18(0), 3-13, 2011

    日本笑い学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110008712984
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    2189-4132
  • データ提供元
    NII-ELS  J-STAGE 
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