中学校で使用されているスポーツオノマトペのイメージに関する実態調査

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  • Research on The Image of Sports onomatopoeias Voice in Junior High School

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抄録

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著者は、言葉で曰く言い難い柔道の技を分かりやすく学ぶことができるスポーツオノマトペ(クルッ、ドンなどの声)を用いた指導用ビデオデータベースシステムを開発している。システムの使用に際して、学習者(中学生)がスポーツオノマトペをどのようにイメージしているかを明らかにする必要がある。スポーツオノマトペの有するイメージが何かを学習者に示すことで、オノマトペの特性を理解させ、より主体的な学習を促すことができる。本研究では、スポーツオノマトペのイメージが中学生にどのように理解されているかに関して、「リズムがつかめる」、「パワーがあがる」などイメージ10項を用いてアンケート調査から分析することを目的とした。分析の結果、「運動のリズムがつかめる」、「運動のイメージがつかめる」、「運動のパワーがあがる」、「運動のスピードが出る」、「やる気がでる」、「集中できる」の肯定的役割が高い傾向(60%を超える)であることが分かった。更に、性別による差について統計的に分析したところ、全項目において有意差は認められなかった。

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