書誌事項
- タイトル別名
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- 表面はどこまでわかったか
- ヒョウメン ワ ドコマデ ワカッタカ
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抄録
本稿では,最新の顕微鏡技術を用い表面構造を観察した例を示すとともに,その表面構造が材料特性や機能とどのように関わっているのか紹介する。自然界の蓮や里芋の葉の表面構造は,nmスケールでのフラクタル構造となっており,これが「超はっ水性」という機能を発現させる大きな要因となっている。また,表面には凹凸構造とはことなり,元来人の目では認知しがたい構造も存在する。ここでは,人の目で認知しがたい構造の例として,材料表面の表面電位構造を可視化した例を示す。最後に,原子間力顕微鏡を用い,バイオマテリアル開発に不可欠な情報である材料表面上でタンパク質がつくる集合体構造の観察例を示す。
収録刊行物
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- 化学と教育
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化学と教育 56 (9), 422-425, 2008
公益社団法人 日本化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204307134592
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- NII論文ID
- 110008732750
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- NII書誌ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL書誌ID
- 9656404
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可