わが国におけるたばこ需要の空間的類似性

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タイトル別名
  • Spatial Similarity of Cigarette Demand in Japanese Major Cities

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抄録

本稿の目的は,わが国の主要都市におけるたばこ需要について空間的な類似性がみられるか,すなわち都市間の距離が近ければたばこ消費のパターンに類似性がみられるか,という仮説を統計データの分析により検証することである.まず,需要と支出の他に人口統計学的変数や政策変数などを含む49都市の月別時系列データに対して,単位根検定と共和分検定を実行した.次に,両検定結果に基づき,誤差修正モデルによる各都市のエンゲル曲線を推定した.そして,エンゲル曲線の推定結果に基づき,様々なパラメータの組み合わせによるクラスター分析を行い都市の分類を試みた結果,わが国のたばこ需要に空間的な類似性はほとんどみられないことが示された.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763106853376
  • NII論文ID
    110008749783
  • NII書誌ID
    AA11646210
  • DOI
    10.20809/seisan.18.2_41
  • ISSN
    24242403
    13410156
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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