化学物質管理政策における新しい仕組み作り : P2Mの視点から

• 永里 賢治

  東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科(博士課程)

• 田辺 孝二

  東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科

書誌事項

タイトル別名

• Making New Structure in a Chemical Management Policy : From the perspective of P2M

抄録

2007年に欧州の新しい化学物質管理政策であるREACH規則がスタートした。REACH規則は「予防原則の導入」や「ステークホルダーの政策参加」といった新たな試みを政策手段に加えるだけでなく、「欧州の産業競争力向上」といった産業政策も織り込んだ新しいタイプの環境政策である。本稿では実例を紹介しながら、化学物質管理政策のあるべき姿を「全体像」や「仕組み作り」といった国際プロジェクト・プログラムマネジメント(P2M)の視点で考察する。

収録刊行物

• 国際P2M学会誌

  国際P2M学会誌 6 (1), 155-166, 2011

  一般社団法人 国際P2M学会

キーワード

• 化学物質政策
• REACH規則
• 不確実性
• P2M version 2.0

詳細情報

• CRID: 1390282680750248704
• NII論文ID: 110008750031
• DOI: 10.20702/iappmjour.6.1_155
• ISSN: 24320374
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可