組織逸脱と改善の分岐条件とそのハーネシングに関するエージェントシミュレーション  [in Japanese] Harnessing Organizational Deviation and Kaizen Activities through Agent-Based Modeling  [in Japanese]

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Abstract

本論文では,組織体逸脱と改善を統一的に扱うエージェントベースモデルを提案する.逸脱と改善の作動原理は,規範から逸れるという点において共通するが,社会効用あるいは不効用のいずれをもたらすか,により区別されるとの仮説のもとにモデル化を行った.本モデルを用いたシミュレーション実験結果から,組織の多様性が高い方が,改善現象が創発する可能性が高まることが示された.また,非公式ネットワークの拡充施策は,多様性の高い組織では改善行動を促進するが,一様な組織では逸脱を招く可能性があることを示した.更に,報酬配分の傾斜を一定以上に強めると,組織体逸脱が促進され組織生産性の停滞を招く可能性があることを示した.このような結果や考察は,組織や個人が置かれているランドスケープを階層的な効用関数によってモデル化し,その上で,社会と組織という複数階層間の効用産出量の関係をもとに,改善と組織体逸脱の定義と分岐条件を明確化したことによって可能となった.

Journal

  • The IEICE transactions on information and systems (Japanese edetion)

    The IEICE transactions on information and systems (Japanese edetion) 94(11), 1825-1835, 2011-11-01

    The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers

References:  19

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110008761633
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12099634
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    ART
  • ISSN
    18804535
  • NDL Article ID
    023192467
  • NDL Call No.
    Z16-779
  • Data Source
    CJP  NDL  NII-ELS 
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