二段階最適化法による混合水準過飽和計画の構成

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タイトル別名
  • CONSTRUCTING MIXED-LEVEL SUPERSATURATED DESIGNS BY TWO-STAGE OPTIMIZATION TECHNIQUE
  • 2ダンカイ サイテキカホウ ニ ヨル コンゴウ スイジュン カホウワ ケイカク ノ コウセイ

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抄録

過飽和計画は,実験回数よりも因子数が多い場合に用いられる実験計画であり,製品開発の初期段階でコンピュータシミュレーションを行う際,有効な少数因子の特定に利用されている.過飽和計画の研究は,水準配置に関する構成法とその計画を用いたデータの解析法とに分かれる.本研究では,混合水準過飽和計画の構成問題を扱う.第一ステップとして,列間の非直交度を最小化するように乱択によって列追加を行うことで初期計画を生成し,第二ステップとして,得られた初期計画の列の要素を入れ替えることで直交性の改善を行うという二段階最適化法の提案を行う.二段階最適化法の性能を評価するため,複数の論文で有用性が示されている既存の構成法との比較を行う.比較実験した全ての場合において,既存の構成法と同等かもしくはより良い計画が得られることを示し,二段階最適化法の有用性を示す.

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