書誌事項
- タイトル別名
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- Toward Determining Discreteness in Downtrends of Japanese and Korean: An Approach from a Categorical Perception Experiment
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抄録
日本語(東京方言)におけるダウンステップの存在が古くから指摘されている一方で,近年では韓国語(ソウル方言)にもそれに類する現象が存在するという指摘がある。これらの現象は,フォーカスによってリセットされるという点て共通する。本稿は,これらの現象とそれがリセットされた場合との間の離散性の有無について,それを解明することの理論的重要性を指摘するとともに,範躊知覚実験による解明の試みを報告するものである。実験の結果,どちらの言語に関しても典型的な範躊知覚の特徴は見出されなかった。これにはアクセントの影響や刺激音の自然度の影響という想定外の要因が混入したと考えられるため,離散性の有無に関して現時点で結論を下すのは困難であり,今後方法論の改善を要する。一方で,実験の主目的とは別の点て,いくつかの興味深い結果が得られた。これには,上述のアクセントや刺激音の自然度の実験結果への影響に加え,刺激音提示順の効果,および,F0ピークの役割に関する日本語と韓国語の差異が含まれる。
収録刊行物
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- 音声研究
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音声研究 12 (2), 30-42, 2008
日本音声学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204787394944
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- NII論文ID
- 110008763262
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- NII書誌ID
- AA11148803
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- ISSN
- 21895961
- 13428675
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- NDL書誌ID
- 9681576
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可