市民主体イベントの特徴とまちづくりへの展開に関する研究 : 大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワークを事例として

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タイトル別名
  • A Research of Characteristics and Evolution of City Planning by the Citizens Event : A Case Study of DAI-NAGOYA UNIVERSITY NETWORK

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抄録

本研究では、市民主体イベントの特徴と、市民主体イベント後の継続活動の継続要因とまちづくりとの関わりを把握することを目的とする。市民団体である大ナゴヤ大学が企画、実施した38の市民主体イベントとしての授業を調査対象とし、授業の企画者、参加者双方の視点からの調査と、授業後の継続活動に対して追跡調査をおこなった。38サンプルの授業に対して、多変量解析手法の数量化III類を用い、企画による3分類軸を抽出した。さらにこれらの3分類軸に基づくクラスター分析による類型化では3タイプの類型が得られ、各類型の特徴を把握した。そのなかのひとつでは授業後の継続活動を確認することができた。授業後の継続活動としての長者町ゼミを対象として追跡調査をおこなった結果、継続活動を4段階に分類して考察することができた。各段階の継続要因とまちづくりとの関わりを把握した結果、市民主体イベントを起点とした継続活動がまちづくり活動へと展開することを確認できた。

収録刊行物

  • デザイン学研究

    デザイン学研究 58 (4), 11-20, 2011

    一般社団法人 日本デザイン学会

参考文献 (11)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680389309824
  • NII論文ID
    110008798984
  • NII書誌ID
    AN00150292
  • DOI
    10.11247/jssdj.58.11_3
  • ISSN
    21865221
    09108173
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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