正規木文法間の差分抽出アルゴリズムの提案
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抄録
XML は Web 上の標準的なデータ記述フォーマットとして広く普及している.XML データをデータベース等で継続的に蓄積・管理する場合,格納すべきデータの構造をスキーマで定義しておき,それに沿った構造のデータを作成・格納することが一般的である.利用状況の変化により格納すべきデータの構造や種類が変化するため,それに応じてスキーマ定義も更新されることが多い.その場合,スキーマの更新履歴の管理やスキーマの更新に応じた XML データの修正等が必要となるため,スキーマ間の差分抽出アルゴリズムが有用である.そこで本稿では,正規木文法のための差分抽出問題について考察し,同問題が計算困難であること,および,同問題が効率良く解けるための十分条件を示す.また,その十分条件の下で動作する多項式アルゴリズムを求め,このアルゴリズムに関する評価実験を行う.
収録刊行物
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- 研究報告情報基礎とアクセス技術(IFAT)
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研究報告情報基礎とアクセス技術(IFAT) 2012 (12), 1-8, 2012-07-25
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502706779648
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- NII論文ID
- 110009424989
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- NII書誌ID
- AN10114171
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles