大腸菌アンモニア同化システムのダイナミックモデルの構築
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抄録
大腸菌は,TCA回路の中間代謝物であるα-ケトグルタル酸にアンモニアを付加し,グルタミン酸とグルタミンを合成する.グルタミン酸とグルタミンから,その他のアミノ酸やヌクレオチドなどが合成される.このような理由から,大腸菌がどのようにアンモニアを同化し,グルタミン酸とグルタミンの供給を制御しているのか明らかにすることは重要である.我々は,代謝,タンパク質相互作用,遺伝子制御を含む,大腸菌アンモニア同化システムのダイナミックモデルを構築した.そして,動力学パラメータを遺伝的アルゴリズムで最適化した.このモデルは多くの実験データを再現できる.
収録刊行物
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- 研究報告バイオ情報学(BIO)
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研究報告バイオ情報学(BIO) 2012 (5), 1-6, 2012-08-02
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573105977749663104
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- NII論文ID
- 110009432493
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- NII書誌ID
- AA12055912
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles
- KAKEN