超高層物理学分野の為のメタデータ・データベースの開発

書誌事項

タイトル別名
  • Metadata Database Development for Upper Atmosphere

この論文をさがす

抄録

著者一同は,平成21 年度から6 年計画で行っている「超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究(略称IUGONET)」プロジェクトの開発者として,超高層大気長期変動に関する地上観測データのメタデータ・データベースを開発中である.観測データの所在情報に代表される様々なメタデータをデータベース化することにより,複数の機関によって分散管理されている多様な観測データに対するアクセシビリティの向上をもたらす事がIUGONET プロジェクトの目的のひとつである.我々は,SPASE コンソーシアムによって策定されたSPASE データ・モデル/メタデータ・フォーマットをベースに,さらに拡張を施したIUGONET 共通メタデータ・フォーマットを策定した.そして,フリーのリポジトリ・ソフトウェアであり,デフォルトではDublin Core メタデータ・フォーマットのみを取り扱うDSpace に対し,IUGONET 共通メタデータ・フォーマットを取り扱えるようにカスタマイズを施した.本論文では,サイエンスの為のメタデータ・データベースの適用事例のひとつとして,IUGONET メタデータ・データベースについて述べる.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502754602240
  • NII論文ID
    110009456266
  • NII書誌ID
    AA1192675X
  • ISSN
    13491113
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ