ツーリズム・マーケティングにおける差異化政策の複合構造
書誌事項
- タイトル別名
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- The Complex Structure of the Differentiation Policy in Tourism Marketing
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抄録
ツーリズム・マーケティングは、ツーリズムの活性化のためにマーケティングのコンセプトや政策、戦略を援用するものである。ツーリズムの目的地は、地域の歴史的背景、自然環境等に依拠する個性を保持しており、個性をツーリスティック・リソーシズとして活用している。他方で、わが国ではリスク分散を企図して、差異化とは反対に、総合的な施設の配置や総合的なパッケージを通じたツーリズムの標準化、画一化が進行してきた。パッケージ・ツアー、デスティネーションにブランドを付与して、ニュー・ツーリズムを導入しながら業容拡大を図るツーリズム産業の差異化政策の構造の複合性に着目する。そのうえで、ツーリズム産業の現在の課題と克服を通じた活性化のための差異化の態様を論じていく。
収録刊行物
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- 東京情報大学研究論集
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東京情報大学研究論集 16 (1), 71-86, 2012-09-30
東京情報大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288732981248
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- NII論文ID
- 110009464162
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- NII書誌ID
- AA11155514
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles