ロッカーボギー機構を用いた無人探査ロボット(特集「無人観測ロボット」)

  • 礒田 颯
    東京工業大学附属科学技術高等学校2011年度第3学年
  • 市川 瑞
    東京工業大学附属科学技術高等学校2011年度第3学年
  • 植松 千春
    東京工業大学附属科学技術高等学校2011年度第3学年
  • 及川 雄也
    東京工業大学附属科学技術高等学校2011年度第3学年
  • 山口 正勝
    東京工業大学附属科学技術高等学校

書誌事項

タイトル別名
  • Development of unmanned exploration vehicle with rocker bogie suspension system (Special issue: Unmanned observation robots)
  • ロッカーボギー機構を用いた無人探査ロボット
  • ロッカーボギー キコウ オ モチイタ ムジン タンサ ロボット

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抄録

本報告は,高等学校授業科目「課題研究」において約7ヶ月間で行った研究成果である.本研究では,人の立ち入ることのできない環境(火山地帯,宇宙等)での活動を想定した無人探査ロボット(以下,ローバー)を,高校生自らの手で設計から製作を行い,伊豆大島において動作検証を行った報告である.本ローバーは,不整地の走破能力を備えるため,駆動部には「ロッカーボギー機構」を採用している.独自の運用システムを開発し,オペレーター側とローバー側の双方向から,リアルタイムでデータの送受信を行い,ローバーの動作状況の監視も可能としている.校内での模擬不整地の走破実験,および,伊豆大島三原山溶岩砂漠地帯における実証実験では,一定の条件下において安定した走行を行えることを確認した.

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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