認知症高齢者の行動・心理症状(BPSD)を改善するための支援の方法 : 特別養護老人ホームの介護職員による改善事例に対する質的分析をもとに
書誌事項
- タイトル別名
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- The care method for the elderly with behavioral and psychological symptoms of dementia (BPSD) : Qualitative analysis concerning successful cases from social work perspectives
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抄録
[目的]本論文の目的は,認知症高齢者のBPSDに対する支援の方法を検討することである.[方法]そのため,A県にある介護老人福祉施設および通所介護事業者から,BPSDの改善がみられた39の事例を収集し,質的分析を行い,事例のなかに活用されたBPSDに対する支援の方法を抽出した.[結果]その結果,20の項目を抽出し,これらの項目を7つのカテゴリーに集約した.最終的には,この7つのカテゴリーを2つの上位カテゴリーにまとめた.この2つの上位カテゴリーとは,<BPSD発生時の基本的対応>と<BPSDに対する日常的配慮>である.また,認知症高齢者のBPSDに対する支援を行う際に,<BPSD発生時の基本的対応>と<BPSDに対する日常的配慮>の両方が必要で,両者は密接な関連があり二重構造となっていることが明らかとなった.
収録刊行物
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- 介護福祉学
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介護福祉学 18 (1), 38-47, 2011-04-01
日本介護福祉学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573668927634178944
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- NII論文ID
- 110009486195
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- NII書誌ID
- AA11428140
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- ISSN
- 13408178
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles
- KAKEN