プロフェッショナリズムの評価法(心身医学の心やプロフェッショナリズムをどう伝えるか~学会内外に向けての提言~,2011年,第52回日本心身医学会総会ならびに学術講演会(横浜))

  • 吉内 一浩
    東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学
  • 錦織 宏
    京都大学大学院医学研究科医学教育推進センター

書誌事項

タイトル別名
  • Assessment for Medical Professionalism(Professionalism in Psychosomatic Medicine)

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抄録

プロフェッショナリズムとは,医療を適切に行うために必要な専門職倫理とも翻訳可能な能力で,近年,日本でも重要性の認識が高まっている.プロフェッショナリズムに関して,その教育が重要であり,そのためには適切な評価方法の開発が必須であると考えられている.すでに海外ではいくつかの評価法が開発され,本邦においてもそれらの日本語版が開発されている.しかし,信頼性,妥当性,実施可能性などの要件を考慮すると,プロフェッショナリズムの評価は容易ではなく,現時点では理想的な評価方法は存在しない.評価法としては,職場における多職種からの360度評価が望ましいが,実施可能性に関しては今後の検討課題である.ただし,いずれにしても,心身医学におけるプロフェッショナリズムを定義することが必要である.

収録刊行物

  • 心身医学

    心身医学 52 (11), 1022-1025, 2012

    一般社団法人 日本心身医学会

参考文献 (8)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204890051968
  • NII論文ID
    110009544097
  • NII書誌ID
    AN00121636
  • DOI
    10.15064/jjpm.52.11_1022
  • ISSN
    21895996
    03850307
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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