災害発生時の情報伝達方法に関する教員研修内容の提案 Teacher Training Proposal for Online Communications in a Disaster

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抄録

2011年3月に発生した東日本大震災により,インターネットや携帯電話などの情報通信ネットワークが通常のように機能せず,情報伝達の機能が麻痺した.このような状態において,より適切に情報を伝達する手段とその仕組みを学習することは,新たな課題として位置づけられるものである.そこで,災害発生時のような情報伝達網に問題が発生した場合,どのような手段で対応するかを学習する内容について検討した.本研究では,災害発生時における情報伝達の麻痺の状態を3段階に分け,それらの対応方法を提案した.これらの内容は,これまで意識すること無く利用してきた情報通信ネットワークについて,非常事態に応じた情報伝達のあり方を学習するもので,新たな学習内容である.これらの学習内容を,教員を対象とした研修で実践し,効果を検証した.その結果,これらの学習内容について,研修に参加した教員の知識はほとんど無く,学習する必要があることが示唆された.また,これらの学習内容は,子どもたちが携帯電話を利用し始める時期に指導すべき内容であると言う意見が多数を占めた.

収録刊行物

  • 教育情報研究

    教育情報研究 28(1), 11-20, 2012

    日本教育情報学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009544538
  • 本文言語コード
    JPN
  • データ提供元
    NII-ELS  J-STAGE 
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