太陽光を光源とする近赤外マルチバンド肌検出手法の考察(若葉研究者の集い4,サマーセミナー2012～高精細化時代のビジョン技術～)

• 伊藤 啓太

  岐阜大学工学部

• 加藤 邦人

  岐阜大学工学部

• 山本 和彦

  岐阜大学工学部

• 寒澤 祐介

  株式会社豊田中央研究所

• 城殿 清澄

  株式会社豊田中央研究所

抄録

近赤外光を用いた画像処理の研究の例として,近赤外領域の970nm付近にある肌の吸光帯域に注目した肌検出手法が挙げられる.その一例として,アクティブに近赤外を照射した画像とそうでない画像から環境光のスペクトル比を推定することにより画像を補正し,肌を検出する手法がある.しかし,太陽光下では,アクティブ光源を照射しても十分な照度差が得られない場合が考えられる.ここでは,太陽光をくまなく画面照射されている光源と仮定し,参照領域を点から画像全体の平均値に拡張する手法を提案し、問題が回避できることを示す.

収録刊行物

• 映像情報メディア学会技術報告

  映像情報メディア学会技術報告 36.34 (0), 63-64, 2012

  一般社団法人 映像情報メディア学会

キーワード

• 近赤外マルチバンド
• 肌検出
• 太陽光

詳細情報

• CRID: 1390001204528606848
• NII論文ID: 110009544644
• NII書誌ID: AN1059086X
• DOI: 10.11485/itetr.36.34.0_63
• ISSN: 24241970
• ISSN: 13426893
• HANDLE: 20.500.12099/46071
• Web Site: https://gifu-u.repo.nii.ac.jp/records/79348
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可