修正電気痙攣療法に伴う QT disperson の増大に対するレミフェンタニルの抑制効果  [in Japanese]

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Abstract

レミフェンタニルが修正電気痙攣療法(mECT)による循環動態の変動を抑制する報告がある.本研究では, レミフェンタニルが修正電気痙攣療法(mECT)後に観察されるQT 間隔の不均一性(QT dispersion:QTD,心筋の再分極異常を示し,催不整脈の指標として用いられている)の変化を抑制できるかどうか調べた.倫理委員会の承認を得た後に,mECT が予定されて本研究の主旨について同意が得られ,心疾患の合併症を有しない患者を無作為にC 群(麻酔開始前に生理食塩液の投与を受けた群),L 群(麻酔開始前に0.5 m g/kg のレミフェンタニルの投与を受けた群),H 群(麻酔開始前に1.0 m g/kg のレミフェンタニルの投与を受けた群)に分けて研究を行った.尚,mECT の麻酔はプロポォールおよびスキサメトニウムにより行った.C 群において観察されたmECT 後の平均動脈圧の上昇,心電図上のRR 間隔の減少,QTD,QTcD の増大が,L 群では減弱され,H 群では認められなかった.今回の結果から,循環動態の変動のみならず,mECT 後の合併症の一つである心室性不整脈の予防にレミフェンタニルが有用である可能性が示唆された.

Journal

  • Dokkyo journal of medical sciences

    Dokkyo journal of medical sciences 40(1), T37-T45, 2013-03-25

Keywords

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009561311
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA00629581
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • ISSN
    0385-5023
  • Data Source
    NII-ELS  IR 
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