介護支援専門員のインフォーマル・サポートに関するアセスメント自己評価の構成要素
書誌事項
- タイトル別名
-
- The structure of assessment concerning informal support by care managers
この論文をさがす
抄録
本研究の目的は,介護支援専門員のインフォーマル・サポートに関するアセスメント自己評価尺度を作成し,その信頼性および内容妥当性を検討することである.信頼性の検討においては,折半法およびCronbachのα係数から尺度の信頼性を確認した.その結果,折半法およびCronbachのα係数の確認において,共に高い信頼性係数を示した.また本尺度の因子の構成要素について検討を行った結果,本尺度の構成要素は,インフォーマル・サポートのアセスメントにおいて必要とされている視点と共通しており,一定の内容妥当性があると判断した.また,介護支援専門員のインフォーマル・サポートに関するアセスメント自己評価の現状を検討したところ,家族に関するアセスメントの平均値が最も高かった,その一方,介護支援専門員は,近隣・友人および地域のインフォーマル団体等のアセスメントに関しては,家族といったサポート源に比べ,アセスメントの自己評価を低めていることが明らかになった.
収録刊行物
-
- 介護福祉学
-
介護福祉学 15 (2), 131-140, 2008-10-01
日本介護福祉学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571135652855865728
-
- NII論文ID
- 110009564586
-
- NII書誌ID
- AA11428140
-
- ISSN
- 13408178
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles
- KAKEN