介護支援専門員のインフォーマル・サポートに関するアセスメント自己評価の構成要素

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タイトル別名
  • The structure of assessment concerning informal support by care managers

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抄録

本研究の目的は,介護支援専門員のインフォーマル・サポートに関するアセスメント自己評価尺度を作成し,その信頼性および内容妥当性を検討することである.信頼性の検討においては,折半法およびCronbachのα係数から尺度の信頼性を確認した.その結果,折半法およびCronbachのα係数の確認において,共に高い信頼性係数を示した.また本尺度の因子の構成要素について検討を行った結果,本尺度の構成要素は,インフォーマル・サポートのアセスメントにおいて必要とされている視点と共通しており,一定の内容妥当性があると判断した.また,介護支援専門員のインフォーマル・サポートに関するアセスメント自己評価の現状を検討したところ,家族に関するアセスメントの平均値が最も高かった,その一方,介護支援専門員は,近隣・友人および地域のインフォーマル団体等のアセスメントに関しては,家族といったサポート源に比べ,アセスメントの自己評価を低めていることが明らかになった.

収録刊行物

  • 介護福祉学

    介護福祉学 15 (2), 131-140, 2008-10-01

    日本介護福祉学会

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