特別養護老人ホームにおける介護職員の職場環境と仕事の有能感の関連  [in Japanese] The relationship between care workers' working environment and perceived job competence in nursing homes  [in Japanese]

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Abstract

本研究は,特別養護老人ホームの介護職員の仕事の有能感に関連する職場環境要因を検討することを目的とした.近畿地方にある特別養護老人ホームの介護職員400人を対象とする質問紙を用いた自記式郵送調査を行い,分析は,重回帰分析を用いた.その結果,介護職員の仕事の有能感の3因子すべてにおいて,仕事の明確性との強い関連が示された.また,仕事の有能感の各因子と職場環境との関連をみると,「業務の達成」には,介護職員1人あたりの利用者数,人間関係および雰囲気が,「能力の発揮・成長」には,人間関係および雰囲気,専門性の認知,職場生活の柔軟性が,「仕事上の予測・問題解決」には,勤務年数が,それぞれ関連していることが明らかになった.本研究の結果から,介護職員の仕事の有能感を高めるためには,(1)介護職員が担当の業務を明確に理解すること,(2)良好な人間関係や活気ある職場の雰囲気を醸成すること,(3)介護の仕事の専門性が認められるように支援すること,(4)経験が豊かな人材確保のための労働条件の適切性を検討し,これらを改善することにより介護職員が働きやすい環境を整備すること,などが課題であるといえる.

Journal

  • Research journal of care and welfare

    Research journal of care and welfare 13(2), 204-213, 2006-10-01

    The Japanese Association Research on Care and Welfare

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009564662
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA11428140
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    13408178
  • Data Source
    NII-ELS 
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