関西方言・関西的コミュニケーションの広がりが意味するもの : 全国6都市調査から(<特集>方言)

書誌事項

タイトル別名
  • On the diffusion of the Kansai dialect and the Kansai way of speaking among youth in Japan
  • 関西方言・関西的コミュニケーションの広がりが意味するもの--全国6都市調査から
  • カンサイ ホウゲン カンサイテキ コミュニケーション ノ ヒロガリ ガ イミ スル モノ ゼンコク 6 トシ チョウサ カラ

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抄録

近年,関西方言が,一度東京を経由しての全国発信であるが,若年層を中心に全国的に広がりつつあり,地元方言や共通語とともに新しいスピーチスタイルが形成されつつある.それは単に「ことば」だけではなく,関西的なコミュニケーションの受け入れという面がある.関西的な「楽しさ」「笑い」が,現在の豊かな社会・娯楽社会での,会話を楽しむという時代風潮に一致したためであろう.関西方言受容の背景にある日本人のコミュニケーション観にも変化が生じているということである.

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