-
- 木村 護郎クリストフ
- 上智大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Adoption and Development of "Language Rights" in Japan(<Special Issue>Changing Japanese Society and Language Issues)
- 日本における「言語権」の受容と展開
- ニホン ニ オケル ゲンゴケン ノ ジュヨウ ト テンカイ
この論文をさがす
抄録
本稿の目的は,日本の言語問題に取り組むうえで言語権という観点のもつ意義や限界,また今後の課題を明らかにすることである.はじめに日本の学界における言語権の受容と位置づけを整理する.そして実際の適用事例として旧来の(音声)言語的少数者,移住者,ろう者,非英語母語話者をとりあげ,言語権が日本の具体的な言語問題にどのように適用されているかを考察する.そのうえで,言語権の問題点として本質主義のジレンマと多数派へのアプローチの困難をとりあげ,言語権をめぐる問題に対処するために,異なる学問分野および適用事例,また理論家と実践者が協働する可能性を検討する.
収録刊行物
-
- 社会言語科学
-
社会言語科学 13 (1), 4-18, 2010
社会言語科学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205773643776
-
- NII論文ID
- 110009570190
-
- NII書誌ID
- AA11510423
-
- ISSN
- 21897239
- 13443909
-
- NDL書誌ID
- 10874757
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可