日本語教科書における複文のテンスの扱い  [in Japanese]

Access this Article

Search this Article

Author(s)

Abstract

本稿では日本語の複文における主節と従属節の時の関係について考察し、その関係を規定する要素を提案することにより特に中・上級の日本語を担当する教師が理解しておくべき要素を明らかにする。まず、日本語教科書における名詞修飾節と「とき」節における時の関係を日本語教科書がどのように扱っているかを分析し、そこで扱われている時の関係を明らかにする。それに基づいて、そこでは考慮されていない時の関係を指摘し、複文における時の関係の全体像を洗い出す。さらに、具体例を示し、複文における主節と従属節の時の間に実際に許される時の関係は従属節のテンス選択特性、従属節の特性、文の内容、等により決まってくることを主張する。日本語教科書には複文における時の関係の詳細な説明はないので、教師が特に中・上級を担当する場合には生教材に含まれる様々な複文における時の関係を扱う場合にこのような知識は役に立つであろう。

Journal

  • 関西外国語大学留学生別科日本語教育論集

    関西外国語大学留学生別科日本語教育論集 (22), 21-36, 2012

    Kansai Gaidai University

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009574686
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10416807
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    2432-4574
  • NDL Article ID
    024674990
  • NDL Call No.
    Z71-X272
  • Data Source
    NDL  NII-ELS  IR 
Page Top