宮崎を異郷として生きる出郷民たちの街と記憶 : 宮崎の沖縄・奄美タウン、波島をめぐるフィールドワークと聞き書きの記録  [in Japanese] The Records of the Memories of the Okinawan and Amamis' Diaspora Living in the Namishima Town in the Miyazaki City  [in Japanese]

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Abstract

本稿は、宮崎市の沖縄・奄美タウン、波島地区を対象に、フィールドワークと聞き書きを行い、宮崎において「移民」によって形成された街や文化のあり方を考察するものである。波島地区は、戦前から戦後にかけて、沖縄・奄美からの「移民」が集住した「集落」、言わば、宮崎を異郷として生きる出郷民たちの街である。そのため、波島には、「移動」によって媒介された複数の文化が形成されてもいる。 日本文学ゼミ(専門演習IIおよびI)では、この波島地区を対象として、2012年9月末から複数回にわたりフィールドワークを行い、また、2012年11月3日の午後、大学祭・凌雲祭にて、波島地区から二名のゲスト・大城規由氏(宮琉紬・伝統工芸師、宮崎沖縄県人会会長)、山内武氏(宮崎漆器・伝統工芸師)を迎え、トークセッションを行った。本稿は、そうした準備段階から、本番までの過程をめぐるひとつの記録である。なお、宮崎を異郷として生きる出郷民たちの街と記憶に関わる本稿の記述は、傷つき、傷つけられた者たちの秘められた記憶とそれを抱えて生きる生や身体をめぐる言語行為として、政治学者で詩人の李静和が提出した「つぶやき」という関わりを参照しつつ行うこととした。

Journal

  • Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities

    Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities 20(1), 259-278, 2012

    Miyazaki Municipal University

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009581185
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10457429
  • Text Lang
    JPN
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    1340-3613
  • NDL Article ID
    024526845
  • NDL Call No.
    Z22-B239
  • Data Source
    NDL  NII-ELS 
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