Androidベースマルチコア上での自動電力制御  [in Japanese]

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Abstract

近年,スマートフォン,タブレットといったスマートデバイスはより高いパフォーマンスの要求を満たすためにシングルコアプロセッサからマルチコアプロセッサに移行している.しかしながら,スマートデバイスはより高頻度で利用されるに伴って,電力消費量は増加している.スマートデバイスの消費電力の問題は,スマートデバイスの利用者と生産にかかわる産業界が直面する最も重要な難題の 1 つである.本稿では,ODROID-X2 と呼ばれる開発ボードを用いて,疑似クロックゲーティング手法と GPIO を利用した正確な電力測定環境を用意し,Android プラットフォーム上での OSCAR 自動並列化並列化コンパイラによる電力制御の有用性の調査を行った.また,新しい疑似クロックゲーティング手法として WFI を用いて演算命令の中断とクロックの停止を 500[us] 間隔で実現可能にした.さらに,プロセッサ内のの GPIO の動作の制御を可能にし,プログラム中から GPIO の制御 API を呼び出すことで,電力波形図に GPIO 制御 API の呼び出し箇所が明示できるようにした.これにより GPIO 制御の状態からプログラムと電力波形の対応関係が明確化された正確な電力測定環境を実現した.リアルタイム制約のもと,MPEG2 デコーダと Optical Flow を用いて評価を行ったところ,MPEG2 デコーダでは 1PE で 0.97[W] から 0.63[W] に,2PE で 1.88[w] から 0.46[W] に,3PE で 2.79[W] から 0.37[W] へ電力削減が確認できた.また,Optical Flow を用いて評価を行ったところ,1PE で 0.95[W] から 0.72[W] に,2PE で 1.50[w] から 0.36[W] に,3PE で 2.23[W] から 0.30[W] へ電力削減が確認できた.

Journal

  • IPSJ SIG Notes

    IPSJ SIG Notes 2013-ARC-206(23), 1-7, 2013-07-24

    Information Processing Society of Japan (IPSJ)

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009587865
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10096105
  • Text Lang
    JPN
  • Data Source
    NII-ELS 
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