VRコンテンツの精度が現実感と酔いに与える影響

• 藤木 卓

  長崎大学教育学部

• 市村 幸子

  (株)STSメディアレップ

• 寺嶋 浩介

  長崎大学教育学部

• 小清水 貴子

  静岡大学教育学部

書誌事項

タイトル別名

• Influence of VR Content Accuracy about Reality and Motion Sickness with Walk-through
• VR コンテンツ ノ セイド ガ ゲン ジッカン ト ヨイ ニ アタエル エイキョウ

抄録

本研究では,両眼立体視により空間歩行可能なVRコンテンツの制作に必要な精度の変化が,現実感とVR酔いに及ぼす影響に関する知見を得ることを目的とした.そのために,大学生を対象とした主観評価実験を行った結果,次のことが明らかとなった.コンテンツの精度の変化に対して現実感とVR酔いは直線的な関係を示し,現実感が高くなるほどVR酔いの評価は低下する.また,コンテンツの精度に関しては,オブジェクトの形状の複雑さよりも貼付ける表面画像の質感の効果が高い.

収録刊行物

• 日本教育工学会論文誌

  日本教育工学会論文誌 36 (Suppl.), 73-76, 2012

  日本教育工学会

キーワード

• 空間歩行
• コンテンツ
• 精度
• 現実感
• VR酔い

詳細情報

• CRID: 1390282680204945152
• NII論文ID: 110009596221
• NII書誌ID: AA11964147
• DOI: 10.15077/jjet.kj00008609780
• ISSN: 21896453
• ISSN: 13498290
• NDL書誌ID: 024375081
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I024375081
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可