国立公園におけるアクティブレンジャーの役割と実態
書誌事項
- タイトル別名
-
- Role and actual condition of active rangers in national park
- —十和田八幡平国立公園十和田八甲田地区を事例として—
- : A case study of the Towada-Hakkoda area in Towada-Hachimantai National Park
抄録
アクティブレンジャー(以下ARとする)は,行政側の国立公園における現場での人手不足の解消と,国立公園に関わっている多様な主体のコーディネーター役を目的として,2005年の6月に導入された制度である。2006年の段階で,ARは国立公園・野生鳥獣保護区など計52地区に,65名配属されている。国立公園には,全28国立公園中25国立公園にARが配属されており,現場での管理業務に従事している。本研究では,十和田八幡平国立公園十和田八甲田地区において,ARが実際どのような業務を行い,それらの業務が公園管理においてどのような位置づけにあるのかを調査した。その調査の結果,ARの業務が現場業務に大きく貢献している一方で,導入目的の1つであるコーディネーターとしての機能は果たせていないことが明らかになった。
収録刊行物
-
- 東北森林科学会誌
-
東北森林科学会誌 14 (2), 50-54, 2009
東北森林科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679437416448
-
- NII論文ID
- 110009607302
-
- ISSN
- 24241385
- 13421336
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可