書誌事項
- タイトル別名
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- ブラジル ニッケイ コロニア ト ブラク モンダイ ブラク モンダイ ワ ドノヨウニ カタラレテ キタノカ
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抄録
1. 部落解放の文化の不在 : 「部落解放の文化」という言葉は、今まで語られたことはない。『部落問題・人権事典』(2000年)にも、それ以前の『部落問題事典』(1986年)にも、この言葉はない。しかし、「部落解放の文化」という概念は重要である。このことに気づかされたのはブラジル移民の部落問題認識を分析している時である。部落問題をどのように認識するのか、ある出来事を部落差別としてとらえるのか、とらえないのか、これはひとえに認識の枠組みに依存している。その認識の枠組みや感じ方は、人びとによって共有されている。そのように共有されたものとして文化をとらえる。ここで「部落解放の文化」というのは、大雑把にいえば、「水平社宣言」(1922年)以降の解放運動によって生み出されてきたさまざまな認識の総体である。たとえば部落民であることを卑下せずに、差別に対しては徹底糾弾を行うという思想や、部落民としてのアイデンテイティをもつこと、部落解放の主体となる思想などを含んでいる。……
収録刊行物
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- 人権問題研究
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人権問題研究 12-13 97-110, 2013-03
大阪市立大学人権問題研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649849754624
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- NII論文ID
- 110009614778
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- NII書誌ID
- AA11571246
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- ISSN
- 1346454X
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- NDL書誌ID
- 024766029
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles